札幌市中央区宮の森の歯科医院 シュウ デンタルオフィス 一般歯科・小児歯科・インプラント・ホワイトニング・矯正歯科
- ・乳歯がグラグラします
- ・歯をぶつけて出血しました
- ・お子様のための虫歯予防
- ・将来のために今やるべきこと
乳歯は、通常6歳〜7歳のころ、早いお子様では5歳過ぎから乳歯が永久歯に生え変わります。
ところが、乳歯が抜けていないのに後ろ側から永久歯が生えてくることがあります。
ぐらついたまま抜けない場合、後ろ側の永久歯の生え方がななめになってしまうことがあります。
乳歯が適度なタイミングで抜くことが出来ないと、永久歯に影響が出る可能性があります。
このような場合は、検査をお勧めしておりますので一度、ご来院ください。
お子様が転んで歯をぶつけたり、抜けたりしてお口に怪我を負うことがあると思います。
お口の中を切ってしまい、出血している場合は、清潔なハンカチで出血している場所を押さえて止血します。
歯が欠けた場合と、抜けた場合は対処方法が異なります。
歯が欠けたときは神経が露出しているか、していないかで治療内容が変わります。
神経が露出していなければ、そのままコンポジットレジンなどで修復することが出来ます。
折れてしまった破片などが残っていれば、さらに綺麗に修復することが出来ます。
一方、ピンク色の筋状のもの(神経)が見えている場合や出血している場合は、
神経の一部を治療し、専用の薬剤を塗布してから、折れてしまったときと同様に歯を修復します。
瞬間的に歯を折るほどの強い力は、歯全体や歯周組織にも何らかの影響を及ぼすことも予想されます。
数ヶ月後に歯が変色してしまったりすることもありますので、検査を受けていただくことをお勧めいたします。
歯が抜けてしまった場合の対処方法といたしまして、一番重要なのは、歯を乾燥させずに湿った状態で保管し、
歯を傷つけないように早急に来院していただくことです。
歯と歯茎の間をしっかり固定しているものに「歯根膜」と呼ばれるものがありますが、
この「歯根膜」は乾燥に極めて弱く放置されてから約20分ぐらいで歯の根の周りの歯根膜が死んでしまい、
治療が難しくなってしまいます。
処置が早ければ、かなりの確立で歯は元通りにくっつきます。
- 1.抜けて取れてしまった歯を長時間放置しない。
- 2.抜け落ちてしまった歯の歯茎をなるべく触らない。
- 3.抜けて取れてしまった歯を洗わずに、牛乳に漬けてください。
- 4.出来るだけ20〜30分以内に歯医者さんに診てもらう。
子供の歯の特徴は歯の大きさも小さいし、しかも薄いため、虫歯になるとすぐ神経までおかされてしまいます。
3才ぐらいではまだ自分に虫歯があるということを認識できず、お母さんが気づくくらい大きい虫歯になって初めて気がつくというパターンが多いのです。
進行が早いというのが乳歯の虫歯の特徴です。
ですから時々、お母さんがお子さんのお口の中をチェックして予防をしてあげて下さい。
乳歯や生えたばかりの永久歯を健康に保つことは、将来的に歯を長持ちさせることにも繋がります。
フッ素塗布は、虫歯の予防に最適で、医院で歯に高濃度のフッ素を塗布する方法です。
フッ素塗布の効果を最大限に生かす場合は、医院で年3〜4回ほどフッ素塗布を定期的に行うことを
お勧めしております。
保険でフッ素塗布を受けることも出来ますが、基本的には自由診療料金で行います。
シーラントとは、虫歯になりやすい歯の溝やくぼみの部分にプラスチック系やセメント系の材料でふさぐことをいいます。
歯の溝やくぼみに入り込む虫歯の原因である細菌を遮断することにより虫歯になる確率を抑制してしまう方法です。
キシリトールとは、天然素材の甘味料で砂糖と同等の甘みを持っています。
砂糖と違い、カロリーは低く、虫歯の原因となる「酸」を作らず、プラークを作る材料になりません。
キシリトールを採り続けると、虫歯菌である「ミュータンス菌」は死滅します。
今現在、甘味料で虫歯予防が出来るのはキシリトールだけと言われており、効果的に摂取することで
虫歯を予防していきます。